土着信仰や風習に関する怖い話貼ってけ。
- 2013/08/28
- 09:34
2: 本当にあった怖い名無し 2012/04/03(火) 23:55:45.15 ID:16TMY5ca0
●くらやみ祭り(京都)
あたりの電気を消して、完全な暗闇の中で行われる祭り。
かつては「種つけ祭り」と呼ばれ、乱交の祭りだったらしい。
●くらやみ祭り(京都)
あたりの電気を消して、完全な暗闇の中で行われる祭り。
かつては「種つけ祭り」と呼ばれ、乱交の祭りだったらしい。
2: 本当にあった怖い名無し 2012/04/03(火) 23:55:45.15 ID:16TMY5ca0
●くらやみ祭り(京都)
あたりの電気を消して、完全な暗闇の中で行われる祭り。
かつては「種つけ祭り」と呼ばれ、乱交の祭りだったらしい。
あたりの電気を消して、完全な暗闇の中で行われる祭り。
かつては「種つけ祭り」と呼ばれ、乱交の祭りだったらしい。
14: 本当にあった怖い名無し 2012/04/04(水) 03:14:07.26 ID:YbpOrQa70
日本の農村は怖い 狭山事件の背景
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/340.html
農村地帯特有の奔放な男女関係、
住宅地図を開くと一目だが隣近所が皆同姓という濃い血縁関係の集落、
東京オリンピックを翌年に控えた好景気の中、東京の衛星都市として急発展し地価も急騰する農村、
その中に芽生えた遺産相続にまつわる近親憎悪、
この事件の背景は横溝正史の小説がくりかえし描くところと全く同じものである。
彼の小説がいつの時代も読者を魅了するように、この事件の真相もまた人類に普遍的な問題を孕んでいるのだ。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/340.html
農村地帯特有の奔放な男女関係、
住宅地図を開くと一目だが隣近所が皆同姓という濃い血縁関係の集落、
東京オリンピックを翌年に控えた好景気の中、東京の衛星都市として急発展し地価も急騰する農村、
その中に芽生えた遺産相続にまつわる近親憎悪、
この事件の背景は横溝正史の小説がくりかえし描くところと全く同じものである。
彼の小説がいつの時代も読者を魅了するように、この事件の真相もまた人類に普遍的な問題を孕んでいるのだ。
38: 本当にあった怖い名無し 2012/05/25(金) 22:29:31.57 ID:izmPJ9ba0
>>14
おれの出身は軒数20くらいの山間地。苗字全部一緒だった。本家とかあったし。
母さん(違う地区から嫁いできた)が「ここらは近親相姦してたところだから、あんたらが障害を持ってたり奇形児じゃないか心配だった」っておれが大人になって教えてくれた。
昔はうちの地区はみんな苗字一緒なんだぜって変な自慢してたけど、それ聞いて背筋が寒くなった。
そこかしこに無縁仏はあるし、葬式の時変な儀式してるし・・・今思えば不気味だな。
おれの出身は軒数20くらいの山間地。苗字全部一緒だった。本家とかあったし。
母さん(違う地区から嫁いできた)が「ここらは近親相姦してたところだから、あんたらが障害を持ってたり奇形児じゃないか心配だった」っておれが大人になって教えてくれた。
昔はうちの地区はみんな苗字一緒なんだぜって変な自慢してたけど、それ聞いて背筋が寒くなった。
そこかしこに無縁仏はあるし、葬式の時変な儀式してるし・・・今思えば不気味だな。
15: 本当にあった怖い名無し 2012/04/04(水) 03:15:03.08 ID:YbpOrQa70
これが日本の農村の風俗
30年前に徳山ダム予定地で水没する運命だった徳山村に入って民俗調査したとき、
飲み屋のママが「「毎晩、若い衆が「やらせろ」と忍んでくるので本当に困る」」 とこぼしていた。
徳山など西日本の閉ざされた村では、後家さんが若衆の性教育をする義務があった。
女子は初潮が来れば離れに住まわせ、赤飯を配った。
これが「おいで」の合図で、その晩から近所の若衆が娘の元に夜な夜な忍んでくる。
これを「夜這い」と呼び、1960年代まで、西日本では、ありふれた習俗だった。
当然、子供ができるが、お腹が膨らめば、娘は忍んできた若衆のなかから一番気に入った男を夫に指名する権利があった。
若衆は、これを拒否することはできなかった。もし拒否すれば、村から叩き出されるほどの指弾を浴びた。
30年前に徳山ダム予定地で水没する運命だった徳山村に入って民俗調査したとき、
飲み屋のママが「「毎晩、若い衆が「やらせろ」と忍んでくるので本当に困る」」 とこぼしていた。
徳山など西日本の閉ざされた村では、後家さんが若衆の性教育をする義務があった。
女子は初潮が来れば離れに住まわせ、赤飯を配った。
これが「おいで」の合図で、その晩から近所の若衆が娘の元に夜な夜な忍んでくる。
これを「夜這い」と呼び、1960年代まで、西日本では、ありふれた習俗だった。
当然、子供ができるが、お腹が膨らめば、娘は忍んできた若衆のなかから一番気に入った男を夫に指名する権利があった。
若衆は、これを拒否することはできなかった。もし拒否すれば、村から叩き出されるほどの指弾を浴びた。
16: 本当にあった怖い名無し 2012/04/04(水) 03:15:29.11 ID:YbpOrQa70
夫指名はお腹の子の種男である必要はなかった。
どうせ、生まれた子供は、村の共同体みんなで育てるのであって、誰の子でも構わないのだ。
子供は村全体の財産であり、みんなで育てる義務があった。
村の共同体では、困ったことは、みんなで相談して解決するのであって、一人でも飢える者を出すことは許されず、
餓死するときが来れば、みんなで一緒に餓死したのである。
そこには貧しくとも、孤独という苦悩は皆無であった。
やがて若衆が都会に出るようになり、都会の家畜的労働者の習俗を村に持ち帰ることによって、夜這いも廃れ、
共同体も瓦解していったが、祭りなどには、そうしたフリーセックスの習慣が遅くまで残り、
1980年代まで村の祭りは無礼講であり、どの人妻と寝ても良かった。
できた子供が、父親の子である必要があるのは、権力と財産を相続する必要のある名主や武家に限られいて、
共同体生活をしてきた民衆には、受け継ぐべき権力も財産もなく、したがって父の子を特定する理由がなかったのである。
どうせ、生まれた子供は、村の共同体みんなで育てるのであって、誰の子でも構わないのだ。
子供は村全体の財産であり、みんなで育てる義務があった。
村の共同体では、困ったことは、みんなで相談して解決するのであって、一人でも飢える者を出すことは許されず、
餓死するときが来れば、みんなで一緒に餓死したのである。
そこには貧しくとも、孤独という苦悩は皆無であった。
やがて若衆が都会に出るようになり、都会の家畜的労働者の習俗を村に持ち帰ることによって、夜這いも廃れ、
共同体も瓦解していったが、祭りなどには、そうしたフリーセックスの習慣が遅くまで残り、
1980年代まで村の祭りは無礼講であり、どの人妻と寝ても良かった。
できた子供が、父親の子である必要があるのは、権力と財産を相続する必要のある名主や武家に限られいて、
共同体生活をしてきた民衆には、受け継ぐべき権力も財産もなく、したがって父の子を特定する理由がなかったのである。
28: 本当にあった怖い名無し 2012/05/15(火) 11:12:30.21 ID:NsaxUmgr0
おじろく、おばさ
長野県の南部<略>生涯戸主のために無報酬で働く<略>「おじろく」「おばさ」に直接インタビューして書かれた論文<略>「精神医学」 1964年6号に掲載
http://psychodoc.eek.jp/abare/ojiroku.html
おっとい嫁じょ事件<略>強いて姦淫する」習慣<略>昭和三十四年六月十九日鹿児島地方裁判所刑事第二部
http://anond.hatelabo.jp/20110902232813
長野県の南部<略>生涯戸主のために無報酬で働く<略>「おじろく」「おばさ」に直接インタビューして書かれた論文<略>「精神医学」 1964年6号に掲載
http://psychodoc.eek.jp/abare/ojiroku.html
おっとい嫁じょ事件<略>強いて姦淫する」習慣<略>昭和三十四年六月十九日鹿児島地方裁判所刑事第二部
http://anond.hatelabo.jp/20110902232813
44: 本当にあった怖い名無し 2012/06/10(日) 22:41:30.07 ID:6Jm5QCRA0
>>28
再審濃厚、名張ぶどう酒毒殺事件の真犯人 | sfu9xi | sa.yona.la
わずか15世帯。そのうち10組が不倫関係だった<略>
「村人が供述を同時一斉にひっくり返す
http://sfu9xi.sa.yona.la/630
再審濃厚、名張ぶどう酒毒殺事件の真犯人 | sfu9xi | sa.yona.la
わずか15世帯。そのうち10組が不倫関係だった<略>
「村人が供述を同時一斉にひっくり返す
http://sfu9xi.sa.yona.la/630
29: 本当にあった怖い名無し 2012/05/15(火) 21:29:08.49 ID:ZY0s78is0
気になるね
いまだに謎が多い日本の怪異・七不思議
http://matome.naver.jp/odai/2132921125071516001
数多くのタブーが存在する禁断の人魚を祭る島『新城島』(あらぐすくじま)
美しい海に浮かぶ沖縄県・新城島は、数多くのタブーが存在する禁断の島と言われている。
御嶽(うたき)と呼ばれる撮影禁止、入ることも許されない人魚神社……
島民以外は参加することが許されない謎の儀式。
島民も鳥居の奥に何があるか、中で何が行われるのか、決して語ってはならない。
万が一、掟に背き無断で中に入ってしまったら、その人間に災いが降りかかり、
原因不明の体調不良で苦しみ、死に至る者もいるという……。
古からの秘祭・土着信仰が残る島
http://unkar.org/r/occult/1207596243
沖縄の八重山諸島の1つに新城島と言う島があります。その島には古くから人魚伝説があり、人魚神社や御獄(ウタキ)大御獄(オオウタキ)と言う場所には
「この道は『神の道』につき一般の人の通行を禁止する。」
と書かれた看板が数多くあります。
そして、謎の秘祭(豊年祭)には『アカマタクロマタ』と呼ばれる二体の奇妙な神が豊年を祈り踊ります。しかしこの祭りは撮影禁止で、以前、隠し撮りした人への暴行事件も起きました。
他にも、鹿児島の甑島には『クロ』と呼ばれる土俗信仰集団があり、人喰いや強力な呪術を使うなどの噂があります。
この他にも何か知っている方がいましたら色々教えてください。
いまだに謎が多い日本の怪異・七不思議
http://matome.naver.jp/odai/2132921125071516001
数多くのタブーが存在する禁断の人魚を祭る島『新城島』(あらぐすくじま)
美しい海に浮かぶ沖縄県・新城島は、数多くのタブーが存在する禁断の島と言われている。
御嶽(うたき)と呼ばれる撮影禁止、入ることも許されない人魚神社……
島民以外は参加することが許されない謎の儀式。
島民も鳥居の奥に何があるか、中で何が行われるのか、決して語ってはならない。
万が一、掟に背き無断で中に入ってしまったら、その人間に災いが降りかかり、
原因不明の体調不良で苦しみ、死に至る者もいるという……。
古からの秘祭・土着信仰が残る島
http://unkar.org/r/occult/1207596243
沖縄の八重山諸島の1つに新城島と言う島があります。その島には古くから人魚伝説があり、人魚神社や御獄(ウタキ)大御獄(オオウタキ)と言う場所には
「この道は『神の道』につき一般の人の通行を禁止する。」
と書かれた看板が数多くあります。
そして、謎の秘祭(豊年祭)には『アカマタクロマタ』と呼ばれる二体の奇妙な神が豊年を祈り踊ります。しかしこの祭りは撮影禁止で、以前、隠し撮りした人への暴行事件も起きました。
他にも、鹿児島の甑島には『クロ』と呼ばれる土俗信仰集団があり、人喰いや強力な呪術を使うなどの噂があります。
この他にも何か知っている方がいましたら色々教えてください。
31: 本当にあった怖い名無し 2012/05/16(水) 00:57:52.63 ID:aaUZAGgq0
禁断の島「渡鹿野島(わたかのじま)」
売春島とも呼ばれる禁断の島。現在でも、島に上陸するやいなや、待ち構えていたように声が掛かって来ると言われている。もちろん法律では禁止されており、観光案内などには一切のっていない。
だが、島の入り口にはこんな看板がある「街頭での客引き、呼込等をしている人には、絶対相手にしないようご注意ください。 渡鹿野旅館組合」
売春島とも呼ばれる禁断の島。現在でも、島に上陸するやいなや、待ち構えていたように声が掛かって来ると言われている。もちろん法律では禁止されており、観光案内などには一切のっていない。
だが、島の入り口にはこんな看板がある「街頭での客引き、呼込等をしている人には、絶対相手にしないようご注意ください。 渡鹿野旅館組合」
34: 本当にあった怖い名無し 2012/05/17(木) 09:35:31.59 ID:Y/mqdifA0
おじろく・おばさの話で思い出すのはモルモン原理主義(FLDS)。
FLDSは今もモルモンの伝統に従って一夫多妻を守っている。大家族の中で生活するファミリーオウム。
子供は学校に行くことなく親の(たいがいは妻の一人が教師役)手で教育される。
女の子は十代前半で嫁がされ誰かの○番目の妻となる。夫がなくなるとそのあとを引き継いだ人達が先代の妻を相続する。
女はまだこの中ではましなほうかもしれない。男はもっと哀れだ。
男女の産み分けをするわけでもないので、当然男のほうが女よりやや多く生まれてくる。
女は誰かの奥さんになる人生だが、男は使いようがないので、生まれた家でおじろく(楢山節考でいう奴)として人生を終える。
反抗的な男は十代前半くらいで家から追い出されるとかで、FLDSの多い地方では、その周辺の都市にFLDSの家長の
逆鱗に触れて追い出され、教育もまともに受けられなかったので資格も技術もないまま家の外に放り出されて
ホームレスとなった若者がよくいるのだそう。
FLDSは今もモルモンの伝統に従って一夫多妻を守っている。大家族の中で生活するファミリーオウム。
子供は学校に行くことなく親の(たいがいは妻の一人が教師役)手で教育される。
女の子は十代前半で嫁がされ誰かの○番目の妻となる。夫がなくなるとそのあとを引き継いだ人達が先代の妻を相続する。
女はまだこの中ではましなほうかもしれない。男はもっと哀れだ。
男女の産み分けをするわけでもないので、当然男のほうが女よりやや多く生まれてくる。
女は誰かの奥さんになる人生だが、男は使いようがないので、生まれた家でおじろく(楢山節考でいう奴)として人生を終える。
反抗的な男は十代前半くらいで家から追い出されるとかで、FLDSの多い地方では、その周辺の都市にFLDSの家長の
逆鱗に触れて追い出され、教育もまともに受けられなかったので資格も技術もないまま家の外に放り出されて
ホームレスとなった若者がよくいるのだそう。
58: 本当にあった怖い名無し 2012/07/10(火) 15:31:14.84 ID:1dW4Fbfi0
「8月15日にスイカを食べると死ぬ」っていう言い伝えがある土地、誰か知らない?
子供の時に祖父から聞いた話なんだけど、祖父の大学時代の友人がその土地の出身で、
田舎では旧盆には絶対スイカを食べさせてもらえなかったんだって。
でも、彼はスイカが大好き。上京してからは旧盆中でも気にせずスイカを食べ、全然何ともなかった。
ところが、30代の時に夏休み帰省した彼は、周囲が止めるのも聞かず8月15日にスイカを食べ、
急性ナントカ(忘れた)でその日の晩に亡くなってしまったそう。
その話を聞いて、子供心にも「迷信って効力範囲があるの?」と怪訝に思ったのを覚えている。
土地の名前も聞いたはずなんだけど、忘却のカナタ(祖父母はすでに逝去)。
その土地、今でも8月15日にはスイカを食べないのかなぁ? 気になる。
子供の時に祖父から聞いた話なんだけど、祖父の大学時代の友人がその土地の出身で、
田舎では旧盆には絶対スイカを食べさせてもらえなかったんだって。
でも、彼はスイカが大好き。上京してからは旧盆中でも気にせずスイカを食べ、全然何ともなかった。
ところが、30代の時に夏休み帰省した彼は、周囲が止めるのも聞かず8月15日にスイカを食べ、
急性ナントカ(忘れた)でその日の晩に亡くなってしまったそう。
その話を聞いて、子供心にも「迷信って効力範囲があるの?」と怪訝に思ったのを覚えている。
土地の名前も聞いたはずなんだけど、忘却のカナタ(祖父母はすでに逝去)。
その土地、今でも8月15日にはスイカを食べないのかなぁ? 気になる。
61: 本当にあった怖い名無し 2012/07/14(土) 23:41:48.78 ID:om9ug1yR0
>>58
土着信仰が効力を持つ境界線って興味深いね。
結界みたいなものがあるんだろうか。
結界上で8月15日にスイカ喰う実験してみたいw
土着信仰が効力を持つ境界線って興味深いね。
結界みたいなものがあるんだろうか。
結界上で8月15日にスイカ喰う実験してみたいw
66: 本当にあった怖い名無し 2012/07/17(火) 00:09:57.90 ID:jUId2QuA0
>>65
ナルホド。
すると、>>58のスイカは、先祖霊(=死者)への捧げもの。
それを人間が食べると死者になってしまう、というような考え方なのかな。
ナルホド。
すると、>>58のスイカは、先祖霊(=死者)への捧げもの。
それを人間が食べると死者になってしまう、というような考え方なのかな。
62: 本当にあった怖い名無し 2012/07/15(日) 05:38:55.38 ID:ilpVwkjm0
毎年1月の決まった日に江戸時代に藩の移動で他所に移った本家の当主と
本家の菩提寺の坊さんが来て集落近くを回ってお供え物と読経する。
年末からその日までの10日間は集落は物忌みになり、小声で話し肉や魚も酒も禁止。
妊婦は集落の外に出る。
昔はお盆の時も物忌みだったけど今は廃れたが正月のこれは続いている。
正月が全然楽しくない。
理由は分からんがこの時期にこうしていないと死ぬと言われている。
俺が知らないだけかもしれんが聞いた限り誰も分からんと言っている。
戦後すぐの頃に物忌みをしなかった家で、家の一人が気が触れて家族を
包丁で切りつけて走り去り、近くの沼で死んでいたなんつう話がある。
こんなん言われて脅されてもホントかとは思うがさすがに破る気は起きない。
理由もわからんまま今も物忌みの風習は守られている。
本家の菩提寺の坊さんが来て集落近くを回ってお供え物と読経する。
年末からその日までの10日間は集落は物忌みになり、小声で話し肉や魚も酒も禁止。
妊婦は集落の外に出る。
昔はお盆の時も物忌みだったけど今は廃れたが正月のこれは続いている。
正月が全然楽しくない。
理由は分からんがこの時期にこうしていないと死ぬと言われている。
俺が知らないだけかもしれんが聞いた限り誰も分からんと言っている。
戦後すぐの頃に物忌みをしなかった家で、家の一人が気が触れて家族を
包丁で切りつけて走り去り、近くの沼で死んでいたなんつう話がある。
こんなん言われて脅されてもホントかとは思うがさすがに破る気は起きない。
理由もわからんまま今も物忌みの風習は守られている。
63: 本当にあった怖い名無し 2012/07/15(日) 06:49:26.19 ID:VGHU3aGC0
>>62
1月の何日~何日?
場所聞いてもおK? せめて県だけでも。
1月の何日~何日?
場所聞いてもおK? せめて県だけでも。
64: 本当にあった怖い名無し 2012/07/16(月) 00:09:33.01 ID:v0FTQ5Jh0
>>63
富山
今は時期が正月前後だけど本来は旧暦の11月後半の行事
だから正月は今でも旧正月にやってるけど季節感無さすぎ
富山
今は時期が正月前後だけど本来は旧暦の11月後半の行事
だから正月は今でも旧正月にやってるけど季節感無さすぎ
65: 本当にあった怖い名無し 2012/07/16(月) 17:09:53.97 ID:Egy8aXeg0
怖い話ではないからスレチかもしれんが、盆の物忌み、うちでは今も続いてるよ。
13日の迎え火から、16日の送り火までの間は生臭は食べちゃいけないって言う。
それを破ったからと言って何かあるわけではないが、そういう風習が残ってるとこ、他にもあったんだね。
因みにこちらは、昔は同じ檀家集は皆やっていたそうだけど、未だにやってるのはうちだけらしい。
他に元旦の朝食は前年の残り物を食べなきゃいけない。
おせち料理やお雑煮はお昼からで、小さい時はそれが嫌だったなあ。
でも、民俗学の専門書を読んでて、禁忌とされている食物は供物である、というのを最近知った。
捧げる物だから、現世の人は食べちゃいけないらしい。
それを読んで、今までただそういうものだと受け入れていただけだったのが、何となく納得出来るようになったよ。
13日の迎え火から、16日の送り火までの間は生臭は食べちゃいけないって言う。
それを破ったからと言って何かあるわけではないが、そういう風習が残ってるとこ、他にもあったんだね。
因みにこちらは、昔は同じ檀家集は皆やっていたそうだけど、未だにやってるのはうちだけらしい。
他に元旦の朝食は前年の残り物を食べなきゃいけない。
おせち料理やお雑煮はお昼からで、小さい時はそれが嫌だったなあ。
でも、民俗学の専門書を読んでて、禁忌とされている食物は供物である、というのを最近知った。
捧げる物だから、現世の人は食べちゃいけないらしい。
それを読んで、今までただそういうものだと受け入れていただけだったのが、何となく納得出来るようになったよ。
72: 本当にあった怖い名無し 2012/07/18(水) 05:15:45.49 ID:gY52XZC+O
>>65
ウチの住んでるところもそうだよ@長野
ウチの住んでるところもそうだよ@長野
67: 本当にあった怖い名無し 2012/07/17(火) 20:55:01.26 ID:C7+Ti7Rm0
イザナミが死者の国の食べ物を食べたから、イザナギの国には戻れないっていっているのにスイカは似ているな
神話の世界の話みたいだ
古来からの風習って似ているね
神話の世界の話みたいだ
古来からの風習って似ているね
75: 本当にあった怖い名無し 2012/07/19(木) 05:09:41.24 ID:NNIw66Qy0
秋田県仙北某町
水難事故や自殺でご遺体が上がらない場合
小さなイカダに鶏を乗せ湖に放ちます。
沖で鶏が泣くと警察や消防が慌しくなりダイバーをボートに乗せ鶏のイカダまで
運びます。その下を捜索すると必ずご遺体が上がります。
水難事故や自殺でご遺体が上がらない場合
小さなイカダに鶏を乗せ湖に放ちます。
沖で鶏が泣くと警察や消防が慌しくなりダイバーをボートに乗せ鶏のイカダまで
運びます。その下を捜索すると必ずご遺体が上がります。
79: 本当にあった怖い名無し 2012/07/19(木) 18:15:14.11 ID:FTfJFql50
>>75
科学的根拠があるの? それとも昔からの風習?
科学的根拠があるの? それとも昔からの風習?
81: 本当にあった怖い名無し 2012/07/20(金) 06:48:15.84 ID:qtBMncJX0
>>75>>79
能「船橋」のまんまだね。
筋書きは能にする以前の田楽時代からあったらしいけど
当該の捜索法がいつ成立したのか興味深いね。
さらに古くからあった伝承を取り入れたのかもしれない。
能「船橋」のまんまだね。
筋書きは能にする以前の田楽時代からあったらしいけど
当該の捜索法がいつ成立したのか興味深いね。
さらに古くからあった伝承を取り入れたのかもしれない。
77: 本当にあった怖い名無し 2012/07/19(木) 09:17:12.42 ID:NoEOa0M+0
茨城県龍ヶ崎市
龍を信仰してる地域
街中至る所に龍の銅像や、龍の看板みたいなのがある
龍を信仰してる地域
街中至る所に龍の銅像や、龍の看板みたいなのがある
88: 本当にあった怖い名無し 2012/07/20(金) 18:52:44.03 ID:jJa2dliCO
俺の地元茨城県北部なんだけど近くに神社(実際神社ではないみたい)があって
20年くらい前に近所のばぁさんが、その神社?の中に四隅に盛塩に茶柱みたいなの立てたのおいて
豆腐の上にモミ付きの米をふりかけたようなのを真ん中に置いて
ぶつぶつ呪文みたいなのを言っているのを友達と遊んでるときに見かけて
不思議に思い母親に聞いたら、あそこは神社ではなくてカゲリっていうらしく、ばぁさんがやってたことについては知らないって言ってた。
んであんまりあそこには行くなって言われた。
ずっと忘れてたけど、ちょっと前の母親の命日に当時の夢を見て思い出した。ネットで調べてもカゲリなんて出てこないし。このスレッド見つけたから書きました。
今度地元帰ったら友達に聞いてみますがこんな話し聞いたことある方いませんか?
20年くらい前に近所のばぁさんが、その神社?の中に四隅に盛塩に茶柱みたいなの立てたのおいて
豆腐の上にモミ付きの米をふりかけたようなのを真ん中に置いて
ぶつぶつ呪文みたいなのを言っているのを友達と遊んでるときに見かけて
不思議に思い母親に聞いたら、あそこは神社ではなくてカゲリっていうらしく、ばぁさんがやってたことについては知らないって言ってた。
んであんまりあそこには行くなって言われた。
ずっと忘れてたけど、ちょっと前の母親の命日に当時の夢を見て思い出した。ネットで調べてもカゲリなんて出てこないし。このスレッド見つけたから書きました。
今度地元帰ったら友達に聞いてみますがこんな話し聞いたことある方いませんか?
90: 本当にあった怖い名無し 2012/07/22(日) 11:03:55.80 ID:r/E/c1Yx0
>>88
ググったけど何も出ねえ。京都に影裏って地名があることぐらい。
面白そうな話だから、地元の図書館か郷土資料館で調べてみてよ。
呪詛系、陰陽師系のヤシロかも。
ググったけど何も出ねえ。京都に影裏って地名があることぐらい。
面白そうな話だから、地元の図書館か郷土資料館で調べてみてよ。
呪詛系、陰陽師系のヤシロかも。
107: 本当にあった怖い名無し 2012/08/19(日) 10:24:35.75 ID:yTuvpxi0O
>>88
茨城北部でピンときたが、サンカと関係あるんじゃね
茨城北部でピンときたが、サンカと関係あるんじゃね
93: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 01:52:54.80 ID:KAZVh3tz0
怖い話か分からないけど気になる、東北の父の実家で、知り合いはみんな意味を知らない謎の風習があるんだけど…。
お盆の頃になると赤い布でぐるぐる巻きにされて布に風車をいっぱい刺したボロボロの小さめのお地蔵さん?を設置する文化がある。
お地蔵さんは本当年期入っててボロボロだけど、かろうじて表情はわかる。優しそうな感じで笑ってる。多分女性。
お盆の頃になると赤い布でぐるぐる巻きにされて布に風車をいっぱい刺したボロボロの小さめのお地蔵さん?を設置する文化がある。
お地蔵さんは本当年期入っててボロボロだけど、かろうじて表情はわかる。優しそうな感じで笑ってる。多分女性。
94: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 01:58:06.13 ID:KAZVh3tz0
お盆の頃になると道を挟んだ村の墓地の目の前にある、ため池みたいな場所にでかい慰霊碑があるんだけど、お地蔵さんはその前に設置される。
お地蔵さんは道を挟んだ向こうのお墓の方を向いている。
慰霊碑にはとある戦没者の名前が書いてある。石碑の前にはお地蔵さん以外にも小さな石碑?が5,6個ある。
小さな石碑は季節関係なくある。梵字みたいなのが読めるけど意味はわかんない。これはお地蔵さん位古くて字が読めない。
お地蔵さんは道を挟んだ向こうのお墓の方を向いている。
慰霊碑にはとある戦没者の名前が書いてある。石碑の前にはお地蔵さん以外にも小さな石碑?が5,6個ある。
小さな石碑は季節関係なくある。梵字みたいなのが読めるけど意味はわかんない。これはお地蔵さん位古くて字が読めない。
95: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 01:59:50.09 ID:KAZVh3tz0
ため池前の戦没者石碑の前にある梵字石碑の中に布ぐるぐる巻きのお地蔵さんを置く。これがお盆の光景。
で、このお地蔵さんはお盆が終わると山奥の川に流すらしい。流したらどっかに保管するらしい。どこに、誰が保管してるかは知らない。
お地蔵さんは父の実家では”ミズコ”と呼ばれてる。他の家ではなんと呼ばれてるか知らない。
で、このお地蔵さんはお盆が終わると山奥の川に流すらしい。流したらどっかに保管するらしい。どこに、誰が保管してるかは知らない。
お地蔵さんは父の実家では”ミズコ”と呼ばれてる。他の家ではなんと呼ばれてるか知らない。
96: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 02:02:31.03 ID:KAZVh3tz0
なんで布を巻いて風車を刺して慰霊碑と梵字の中に置いて、どうして川に流してどこに誰が保管するのか、この風習に何の意味があるのか、
こういう風習は他の所でもやってるのか。誰か心当たりがあったら情報おねがいします。
こういう風習は他の所でもやってるのか。誰か心当たりがあったら情報おねがいします。
97: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 02:20:52.11 ID:BNdhvcKO0
>>93-96
一般に「水子」と言えば、死産・流産などでこの世に生れなかった子供のこと。
赤い布は産着、風車は子供の玩具だから(恐山の賽の河原でも見る光景)、
普通に考えると水子を供養する儀式なのかなと思うけど……。
「地蔵を川に流す」というのがちょっと引っかかる。
土地の由来を知らずにうっかりしたことは言えないけど、
明治ぐらいまで、貧しい地域にはいろんな風習があったからね。
一般に「水子」と言えば、死産・流産などでこの世に生れなかった子供のこと。
赤い布は産着、風車は子供の玩具だから(恐山の賽の河原でも見る光景)、
普通に考えると水子を供養する儀式なのかなと思うけど……。
「地蔵を川に流す」というのがちょっと引っかかる。
土地の由来を知らずにうっかりしたことは言えないけど、
明治ぐらいまで、貧しい地域にはいろんな風習があったからね。
99: 本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 14:29:01.63 ID:TpDgFTby0
古事記でもなり損ないの子は(葦舟にのせてだけど)、流し去られたよね。
101: 本当にあった怖い名無し 2012/08/18(土) 13:59:59.32 ID:kel8ZOeO0
「日本書紀」に弟橘姫の入水という話があって、弟橘姫は日本武尊の后で
海神の怒りにあって波が荒れ船が進めないときに海に身を投げてその怒りを鎮めた
場所は走水の海で現在の浦賀水道
面白いことに三浦半島の大浦山洞窟遺跡で弥生時代中期の人骨が発見されたが
骨には刃物で肉をそいだ跡があり、人肉食の風習があったことが疑われている
もしかしたら荒波を鎮めるための儀式的なものである可能性もあるかも
「三浦洞窟人バラバラ死体のミステリー」
http://homepage2.nifty.com/raputar/kansama1-4.htm
海神の怒りにあって波が荒れ船が進めないときに海に身を投げてその怒りを鎮めた
場所は走水の海で現在の浦賀水道
面白いことに三浦半島の大浦山洞窟遺跡で弥生時代中期の人骨が発見されたが
骨には刃物で肉をそいだ跡があり、人肉食の風習があったことが疑われている
もしかしたら荒波を鎮めるための儀式的なものである可能性もあるかも
「三浦洞窟人バラバラ死体のミステリー」
http://homepage2.nifty.com/raputar/kansama1-4.htm
112: 本当にあった怖い名無し 2012/08/21(火) 23:07:15.88 ID:lOYeC1G90
>>111
石垣島だろ。
この島では、埋葬後3年目に遺体を掘り出して洗骨する風習があった。
洗骨しないと次の死者が埋葬できないしきたりだったので、
次の死者が出ると、埋めて数か月の生々しい遺体でも掘り起こし、
包丁や鎌で腐乱した肉をそぎ落として、薄めた酒で骨を洗ったそうだ。
これらは、すべて島の女たちの役目。
女には、呪術的で神聖な力が宿っていると信じられていたんだね。
昭和の初め、この光景を目撃したことのある島の老翁が学者の聞きとり調査に応え、
「その残忍さと死臭は目をおおわんばかりに凄惨を極めた」と語っている。
が、遺体を分断する風習は琉球に限らず、古くは日本各地にあったようだ。
目的は、主に悪霊祓い。
地方名を出すのは控えるが、妊婦が分娩中に死亡すると、
村の老婆が死亡した妊婦の腹を鎌で裂いて胎児を取り出し、
妊婦と胎児をバラバラに裁断して葬る(地域によっては野山に撒く)ところもあった。
古代の日本では、物を斬り裂くことも、人間を葬ることも、同じく「ハフリ」と呼ばれた。
悪霊封じのために遺体を分断して埋めることは、
一種の宗教的儀式、あるいは呪術として広く行われていたらしい。
>>101のバラバラ死体も、人肉食よりハフリの可能性のほうが高いように思う。
石垣島だろ。
この島では、埋葬後3年目に遺体を掘り出して洗骨する風習があった。
洗骨しないと次の死者が埋葬できないしきたりだったので、
次の死者が出ると、埋めて数か月の生々しい遺体でも掘り起こし、
包丁や鎌で腐乱した肉をそぎ落として、薄めた酒で骨を洗ったそうだ。
これらは、すべて島の女たちの役目。
女には、呪術的で神聖な力が宿っていると信じられていたんだね。
昭和の初め、この光景を目撃したことのある島の老翁が学者の聞きとり調査に応え、
「その残忍さと死臭は目をおおわんばかりに凄惨を極めた」と語っている。
が、遺体を分断する風習は琉球に限らず、古くは日本各地にあったようだ。
目的は、主に悪霊祓い。
地方名を出すのは控えるが、妊婦が分娩中に死亡すると、
村の老婆が死亡した妊婦の腹を鎌で裂いて胎児を取り出し、
妊婦と胎児をバラバラに裁断して葬る(地域によっては野山に撒く)ところもあった。
古代の日本では、物を斬り裂くことも、人間を葬ることも、同じく「ハフリ」と呼ばれた。
悪霊封じのために遺体を分断して埋めることは、
一種の宗教的儀式、あるいは呪術として広く行われていたらしい。
>>101のバラバラ死体も、人肉食よりハフリの可能性のほうが高いように思う。
117: 本当にあった怖い名無し 2012/08/23(木) 01:51:01.71 ID:HSwEtmRI0
>>115
三回忌や七回忌にまとめて洗骨するようになったのは、明治以降だと思う。
明治初年頃までは>>112の方法が取られていた、という地元民の証言がある。
三回忌や七回忌にまとめて洗骨するようになったのは、明治以降だと思う。
明治初年頃までは>>112の方法が取られていた、という地元民の証言がある。
122: 117 2012/08/25(土) 02:57:28.44 ID:MY633rkQ0
>>117は石垣島のことで、本島のケースは知らない。
まぎらわしい書き方してゴメン。
まぎらわしい書き方してゴメン。
172: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 16:30:18.06 ID:5Edzmzdr0
>>112の>女には、呪術的で神聖な力が宿っていると信じられていたんだね。
西洋の魔女狩りにも見られる、この「女性の神秘性」ってすごく興味深い
何故女性なんだろう?子供を産むから?その種を産むのは男性だが?
何故なんだろう、興味深い
これについての研究や論文を知ってる方がいたら是非教えて下さい
西洋の魔女狩りにも見られる、この「女性の神秘性」ってすごく興味深い
何故女性なんだろう?子供を産むから?その種を産むのは男性だが?
何故なんだろう、興味深い
これについての研究や論文を知ってる方がいたら是非教えて下さい
175: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 18:22:49.77 ID:99n6Z4K20
>>172
日本で純潔といえば童貞で、(少なくともキリスト教以前は)欧州だと処女なのが興味深い。
ウィキペディアの少年愛の項目とかを見ると戦国武将で男色でないのは秀吉くらいだし、
明治初頭までは女との交際に走る者を軟派と蔑んで呼んでいたらしい。
日本で純潔といえば童貞で、(少なくともキリスト教以前は)欧州だと処女なのが興味深い。
ウィキペディアの少年愛の項目とかを見ると戦国武将で男色でないのは秀吉くらいだし、
明治初頭までは女との交際に走る者を軟派と蔑んで呼んでいたらしい。
277: 本当にあった怖い名無し 2013/01/27(日) 21:50:04.51 ID:Q3pOV8op0
>>172
日本古代呪術 吉野裕子著が詳しいよ。
割愛するけど、要点は「女陰は入れて出す呪力」があるってこと。
招かれた客であろうと、招かざる客であろうと入ってしまったモノを
押し出す(精子が入って胎内で子を育ち、出産の模倣なんだけど、
なぜか、っていうのは古代思想からっていうのはちゃんと本で説明してある)
という呪力は最高の呪詛だった。
ニニギがアマノウズメをともなって地上に降りようとした時、サルタビコが
待ち構えていて、ウズメが陰部を丸出しにした、というのも「押し出す力」の呪詛。
サルタビコを追っ払う呪詛だね。その後、素直に道案内するし。
アマテラスが岩戸に閉じこもった時も、ウズメは陰部をあらわにして裸踊りをした
というのもアマテラスを岩戸から押し出す呪詛。
日本古代呪術 吉野裕子著が詳しいよ。
割愛するけど、要点は「女陰は入れて出す呪力」があるってこと。
招かれた客であろうと、招かざる客であろうと入ってしまったモノを
押し出す(精子が入って胎内で子を育ち、出産の模倣なんだけど、
なぜか、っていうのは古代思想からっていうのはちゃんと本で説明してある)
という呪力は最高の呪詛だった。
ニニギがアマノウズメをともなって地上に降りようとした時、サルタビコが
待ち構えていて、ウズメが陰部を丸出しにした、というのも「押し出す力」の呪詛。
サルタビコを追っ払う呪詛だね。その後、素直に道案内するし。
アマテラスが岩戸に閉じこもった時も、ウズメは陰部をあらわにして裸踊りをした
というのもアマテラスを岩戸から押し出す呪詛。
104: 本当にあった怖い名無し 2012/08/18(土) 15:27:39.14 ID:tLucQCE00
水子は民俗学のほうでだいぶ研究があるな
現在のような水子供養の概念というのは人工妊娠中絶が盛んになってからのもので
かなり新しい 特定宗教が新手の金集めのために始めたという話もあるくらい
昔の間引きや、石を抱いたりしての子堕ろしと現代の妊娠中絶が最も異なる点は、
間引きなどは集落において容認されていたという点かな
ある程度の年齢の子がある日を境にいなくなったとなれば、集落内でははあやったか、とすぐにわかる
それに対して現代の妊娠中絶は人に知られぬ個人的な行為だから、どうしても罪悪感を
個人で引き受けるしかない
「現代日本の水子供養」
http://www.ne.jp/asahi/time/saman/index.htm
現在のような水子供養の概念というのは人工妊娠中絶が盛んになってからのもので
かなり新しい 特定宗教が新手の金集めのために始めたという話もあるくらい
昔の間引きや、石を抱いたりしての子堕ろしと現代の妊娠中絶が最も異なる点は、
間引きなどは集落において容認されていたという点かな
ある程度の年齢の子がある日を境にいなくなったとなれば、集落内でははあやったか、とすぐにわかる
それに対して現代の妊娠中絶は人に知られぬ個人的な行為だから、どうしても罪悪感を
個人で引き受けるしかない
「現代日本の水子供養」
http://www.ne.jp/asahi/time/saman/index.htm
152: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 00:15:58.13 ID:RsEYM3j20
そういや「みこ」って女性のイメージだけど、古代から須らく女性だったのかな?
てか巫女ってスレチかな
てか巫女ってスレチかな
153: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 01:41:34.72 ID:WPwJzZER0
>>152
シャーマニズムなら男性もいたはず。
国や地域、時代によってバラバラ。
シャーマニズムなら男性もいたはず。
国や地域、時代によってバラバラ。
154: 本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 18:42:59.60 ID:oGOHYBji0
>>152
天皇陛下は新嘗祭で天照大御神と同衾するから男でシャーマンだね。
天皇陛下は新嘗祭で天照大御神と同衾するから男でシャーマンだね。
155: 本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 21:55:48.82 ID:z/rub1HU0
>>152,153
ありがとう。
何か日本のカテゴリーで考えて女性のイメージだったけど、色々なんだね
天皇陛下は人と神を繋ぐ存在って感じだけど、それがシャーマンなのかなー
ありがとう。
何か日本のカテゴリーで考えて女性のイメージだったけど、色々なんだね
天皇陛下は人と神を繋ぐ存在って感じだけど、それがシャーマンなのかなー
157: 本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 22:16:55.33 ID:nr/cc53eO
陛下がシャーマンねえ。
どちらか言えば「神官」といった方が。なんせ記紀ですら天皇が神懸った話が無い(皇后や皇女が神懸ったり巫女になる話はあるが)。
また記録上明らかなのでは、平安時代から鎌倉時代まで宮中に御巫という巫女をわざわざ数名抱えて宮中祭祀をさせていた。
本人がシャーマンの役を果たせるならその必要は無いけど、そういう訳で無かったからこそ。
ただ宮中関係者のいう「神懸り」とは神信仰に熱心だったり拝み屋の事を指すらしく、戦前の宮中関係者の日記に出てくる時は拝み屋や祈祷師を指してるというし
非常に信仰熱心だった幕末の孝明天皇はその熱心さ故に「神懸った事を好まれる」と言われていたとも。
どちらか言えば「神官」といった方が。なんせ記紀ですら天皇が神懸った話が無い(皇后や皇女が神懸ったり巫女になる話はあるが)。
また記録上明らかなのでは、平安時代から鎌倉時代まで宮中に御巫という巫女をわざわざ数名抱えて宮中祭祀をさせていた。
本人がシャーマンの役を果たせるならその必要は無いけど、そういう訳で無かったからこそ。
ただ宮中関係者のいう「神懸り」とは神信仰に熱心だったり拝み屋の事を指すらしく、戦前の宮中関係者の日記に出てくる時は拝み屋や祈祷師を指してるというし
非常に信仰熱心だった幕末の孝明天皇はその熱心さ故に「神懸った事を好まれる」と言われていたとも。
169: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 08:47:24.55 ID:pmMYieL/0
台湾に無縁仏を他者に憑依させて操る術(借鬼兵)でハーレムを築いて逮捕された老人がいたらしい。
召還のために何回も無縁仏との宴会を開くらしい。神人共食の邪法版だわな。
蓮生活佛盧勝彥 真佛資訊網路 - 真佛宗網路官方中文網站
tbsn.org/chinese2/article.php?id=119&keyword=&backpage=&page=20
召還のために何回も無縁仏との宴会を開くらしい。神人共食の邪法版だわな。
蓮生活佛盧勝彥 真佛資訊網路 - 真佛宗網路官方中文網站
tbsn.org/chinese2/article.php?id=119&keyword=&backpage=&page=20
170: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 08:52:14.69 ID:pmMYieL/0
>>169 文字化け訂正
蓮生活佛盧勝彦真佛資訊網路- 真佛宗官方首頁
(Grand Master Lu Sheng-yen True Buddha School Net - Official Website of True Buddha School)
蓮生活佛盧勝彦真佛資訊網路- 真佛宗官方首頁
(Grand Master Lu Sheng-yen True Buddha School Net - Official Website of True Buddha School)
171: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 13:47:51.34 ID:xWpDYSu30
まあはだか踊りしてまんこだすような女神もいて、あれが原始シャーマン(巫女)とも言われてるな。
176: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 18:23:09.39 ID:px1jmesp0
>>171
アメノウズメw
あの話好きだわ。古代の人の大らかさを感じるよ
>原始シャーマン(巫女)とも言われてるな
そうなんだ。おれは狂言役者とか芸人の祖かと思ってたよ
アメノウズメw
あの話好きだわ。古代の人の大らかさを感じるよ
>原始シャーマン(巫女)とも言われてるな
そうなんだ。おれは狂言役者とか芸人の祖かと思ってたよ
182: 本当にあった怖い名無し 2012/11/11(日) 00:32:34.57 ID:ilrHuQIuO
芸も神事というか、呪術に通じていなかったっけ
遊女は元々巫女であり、神に仕えつつ舞などの芸をしていて、更には春を売ることも兼ねるようになったとか。
芸と売春と巫女っていうのは関連性が強い。
原始的な精霊信仰の民族間では、歌も踊りも神への祈りには欠かせないしね。
そう考えるとアメノウズメはまさにシャーマンの典型に思える。
玉依比売(霊依り姫)、市寸島比売(斎き島の姫)など、神霊を依り憑かせ、神に仕える女性を象徴する名の姫神もあるわけだが
女性が特に依り代として強調されるのは、やっぱり自分以外の生命、極端に言うと、いずれは一人の人間となる他者を納める穴が胎内にあるからかも。
勿論そこに宿すこと自体も神秘なんだけど、別の生命、別の魂を受け入れられるキャパと言うか、
受け入れ可能な場が予め体に備わっているのだから、某かの霊(タマ)も降ろし易い構造だってことかもしれない。
遊女は元々巫女であり、神に仕えつつ舞などの芸をしていて、更には春を売ることも兼ねるようになったとか。
芸と売春と巫女っていうのは関連性が強い。
原始的な精霊信仰の民族間では、歌も踊りも神への祈りには欠かせないしね。
そう考えるとアメノウズメはまさにシャーマンの典型に思える。
玉依比売(霊依り姫)、市寸島比売(斎き島の姫)など、神霊を依り憑かせ、神に仕える女性を象徴する名の姫神もあるわけだが
女性が特に依り代として強調されるのは、やっぱり自分以外の生命、極端に言うと、いずれは一人の人間となる他者を納める穴が胎内にあるからかも。
勿論そこに宿すこと自体も神秘なんだけど、別の生命、別の魂を受け入れられるキャパと言うか、
受け入れ可能な場が予め体に備わっているのだから、某かの霊(タマ)も降ろし易い構造だってことかもしれない。
185: 本当にあった怖い名無し 2012/11/11(日) 09:01:05.17 ID:Evz4a+2t0
>>182
>芸も神事というか、呪術に通じていなかったっけ
舞踊は元々神様に捧げたものが大衆化してったんじゃなかったかな?
大本はアメノウズメじゃないけど、巫女の神がかり的状態かなとは思う
古代娼婦が神殿・神社の巫女だったってのはよく聞くけど
聖と俗は表裏一体だからわかるような気がするね
>芸も神事というか、呪術に通じていなかったっけ
舞踊は元々神様に捧げたものが大衆化してったんじゃなかったかな?
大本はアメノウズメじゃないけど、巫女の神がかり的状態かなとは思う
古代娼婦が神殿・神社の巫女だったってのはよく聞くけど
聖と俗は表裏一体だからわかるような気がするね
188: 本当にあった怖い名無し 2012/11/12(月) 20:44:58.42 ID:L5IdDk6xI
自分の出身の集落では地蔵信仰が盛ん。
未だに屋号制残ってたりする関西の田舎です。
悪人に殺されそうになったとき地蔵様が助けてくれた、というような伝承も結構ある
子供たちは登校路にある地蔵様にお祈りをしてから学校に行きます。
全ての地区を合わせたら相当な数の地蔵舎だし是非とも続いて欲しい信仰です。
未だに屋号制残ってたりする関西の田舎です。
悪人に殺されそうになったとき地蔵様が助けてくれた、というような伝承も結構ある
子供たちは登校路にある地蔵様にお祈りをしてから学校に行きます。
全ての地区を合わせたら相当な数の地蔵舎だし是非とも続いて欲しい信仰です。
189: 本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 12:43:07.75 ID:hAOkN3td0
このスレ京極堂みたいでいいね
222: 本当にあった怖い名無し 2012/12/21(金) 17:20:04.45 ID:vHd5ZJzJ0
うちらの地方では女の子が神隠しに遭ったら櫛を隠せという伝えがあるな
これは間引きとか、口減らしで里子に出したとか
遊女に売ったとかではなくて本物の神隠しの場合
その子が隠されたのは依り代にされるためで
それには櫛が必要だから
その女の子自身か、さらった妖物が櫛を取りにくる
ところが櫛が見つからないと女の子は役に立たなくなって
返されて見つかる場合が多いという
これは間引きとか、口減らしで里子に出したとか
遊女に売ったとかではなくて本物の神隠しの場合
その子が隠されたのは依り代にされるためで
それには櫛が必要だから
その女の子自身か、さらった妖物が櫛を取りにくる
ところが櫛が見つからないと女の子は役に立たなくなって
返されて見つかる場合が多いという
272: 本当にあった怖い名無し 2013/01/24(木) 16:25:28.13 ID:2E929YRB0
漫画家の水木しげるが書いた「のんのんばあ」の話に「引っぱる」というのが出てくるが
数十年前まで俺の住んでいた地方でもこれに似たことがあったんで書いてみる
当時自分はまだ小学生だった
「引っぱる」というのは今まさに死んでいく人間は
その死のまぎわに生きた人を道づれにして冥土に旅立ってゆくことができるというような話
うちは四国の山奥の集落だったんだが、当時90過ぎのひいばあさんが肺炎になった
ひいばあさんくらいの年代は意地の強い人が多くて、前日まで腰を曲げて畑に出ていた年寄りが
明くる日ぱたっと倒れて亡くなってしまうなどということがよくあったらしい
長く寝たきりになって家族の世話を受けるという人は不思議と少なかったという
当時は自宅療養と往診が当たり前で、入院先で亡くなるということも年寄りでは珍しかった
数十年前まで俺の住んでいた地方でもこれに似たことがあったんで書いてみる
当時自分はまだ小学生だった
「引っぱる」というのは今まさに死んでいく人間は
その死のまぎわに生きた人を道づれにして冥土に旅立ってゆくことができるというような話
うちは四国の山奥の集落だったんだが、当時90過ぎのひいばあさんが肺炎になった
ひいばあさんくらいの年代は意地の強い人が多くて、前日まで腰を曲げて畑に出ていた年寄りが
明くる日ぱたっと倒れて亡くなってしまうなどということがよくあったらしい
長く寝たきりになって家族の世話を受けるという人は不思議と少なかったという
当時は自宅療養と往診が当たり前で、入院先で亡くなるということも年寄りでは珍しかった
273: 本当にあった怖い名無し 2013/01/24(木) 16:25:59.72 ID:2E929YRB0
ひいばあさんも肺炎と診断されてから1週間もたたずに死んでしまったが
寝ついたという話を聞いて、近隣のばあさん連中がわらわらと訪ねてくる
それも夜陰にまぎれるという感じで
ばあさんらは普段は夕飯を食うともうひっこんで寝てしまうんだが
夜の9時過ぎ頃に見舞いと称して野菜などを持ってきては病人の枕元で長いこと話し込んでいく
ひいばあさんは熱も咳もあって話ができるような容態ではないんだけど
それもかまわず病人に向かって「下の郷の○○婆を引っぱってくれ」のようなことをくどくどと頼み込む
その○○婆にどんなひどい仕打ちをされたかなどのこともいっしょに
これらの声はひいばあさんが寝かされてる部屋から逐一聞こえてくるんだが
頼む方はそういうことも気にしてられないというくらい熱心だった
その頃はまだ一家を仕切っていた自分のじいさんはあまりいい顔はしてなかったが
ここらの集落の風習みたいなもんだから仕方がないという感じだった
ひいばあさんの葬式を出して3ヶ月以内に、集落の年寄りが2人亡くなった
そのうちの1人は間違いなく、ひいばあさんが引っぱってくれと頼まれていた対象だった
ただしその人は70過ぎだったんでたまたまなのかもしれず、引っぱりの効果かどうかは何とも言えない
寝ついたという話を聞いて、近隣のばあさん連中がわらわらと訪ねてくる
それも夜陰にまぎれるという感じで
ばあさんらは普段は夕飯を食うともうひっこんで寝てしまうんだが
夜の9時過ぎ頃に見舞いと称して野菜などを持ってきては病人の枕元で長いこと話し込んでいく
ひいばあさんは熱も咳もあって話ができるような容態ではないんだけど
それもかまわず病人に向かって「下の郷の○○婆を引っぱってくれ」のようなことをくどくどと頼み込む
その○○婆にどんなひどい仕打ちをされたかなどのこともいっしょに
これらの声はひいばあさんが寝かされてる部屋から逐一聞こえてくるんだが
頼む方はそういうことも気にしてられないというくらい熱心だった
その頃はまだ一家を仕切っていた自分のじいさんはあまりいい顔はしてなかったが
ここらの集落の風習みたいなもんだから仕方がないという感じだった
ひいばあさんの葬式を出して3ヶ月以内に、集落の年寄りが2人亡くなった
そのうちの1人は間違いなく、ひいばあさんが引っぱってくれと頼まれていた対象だった
ただしその人は70過ぎだったんでたまたまなのかもしれず、引っぱりの効果かどうかは何とも言えない
274: 本当にあった怖い名無し 2013/01/24(木) 17:55:26.67 ID:/HiBjcav0
>>273
リアルで不気味…!!(((;-_-(-_-;)))
ムラ社会では、昔からそういうことがあったんだろうね
「誰が何を頼みに来た」ということは漏らさない、という
暗黙のルールもあったの?
リアルで不気味…!!(((;-_-(-_-;)))
ムラ社会では、昔からそういうことがあったんだろうね
「誰が何を頼みに来た」ということは漏らさない、という
暗黙のルールもあったの?
321: 本当にあった怖い名無し 2013/03/22(金) 23:08:24.99 ID:W6vwb/Jr0
部落スレかここだと思うのだが、北陸地方で村か町の名士(長)に逆らった一家の女子高生が
数日名士の家の地下に監禁されてレイプされた実話知らない?用はバケツでさせられ
日にお手伝いさんが、弁当と交換で面倒みてた。他にも住民は知っていたが慣習だかで
通報されず、結局は学校の友人が見つけだし警察が名士を逮捕した事件。
被害者家族は娘が監禁されてた事を知ってたが村八分でなにもできず、女子高生は都会に
逃げた話の事件知らないかな?
数日名士の家の地下に監禁されてレイプされた実話知らない?用はバケツでさせられ
日にお手伝いさんが、弁当と交換で面倒みてた。他にも住民は知っていたが慣習だかで
通報されず、結局は学校の友人が見つけだし警察が名士を逮捕した事件。
被害者家族は娘が監禁されてた事を知ってたが村八分でなにもできず、女子高生は都会に
逃げた話の事件知らないかな?
332: 本当にあった怖い名無し 2013/03/24(日) 22:12:48.70 ID:DmYEfOof0
>>321
コンビニで売ってた「本当は怖い村」みたいなマンガにそんな話あったなー
レディコミみたいな絵だった
コンビニで売ってた「本当は怖い村」みたいなマンガにそんな話あったなー
レディコミみたいな絵だった
337: 本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 17:50:37.60 ID:OT6V4FFz0
海専門の民俗学教授から聞いた話なんだけど。
海難法師だとか海の向こうから流れてくるモノを忌み畏れる風習っていうのは農耕民族的な考え方で、
本来は漁民から発した価値観ではないらしい。
むしろ漁民は古来、漂流して来るモノはすべて海神からの授かり物として歓迎するのが一般的だった。
たとえばそれが水死体であっても。
ナガレボトケといって、漁中に漂流死体を見つけると漁師は作法にしたがって船に引き揚げて陸地へ持ち帰り、
手厚く葬ると大漁をもたらしてくれるので、これに出会うととても喜んだという。
海難法師だとか海の向こうから流れてくるモノを忌み畏れる風習っていうのは農耕民族的な考え方で、
本来は漁民から発した価値観ではないらしい。
むしろ漁民は古来、漂流して来るモノはすべて海神からの授かり物として歓迎するのが一般的だった。
たとえばそれが水死体であっても。
ナガレボトケといって、漁中に漂流死体を見つけると漁師は作法にしたがって船に引き揚げて陸地へ持ち帰り、
手厚く葬ると大漁をもたらしてくれるので、これに出会うととても喜んだという。
338: 本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 17:52:58.67 ID:OT6V4FFz0
中にはナガレボトケを拾った事を他の漁民に言わず秘密裏に弔って、漁獲を独り占めにしようとする者もいた。
陸に流れ着いた死体をエビス様(漁業の神様で有名)と呼ぶ地域もある。
漂流死体はヒトとしての形状が崩れてて、死体の中でも特に醜い姿をしているので御霊として強大な霊力を持っているんだそう。
他にも、死者の身に着けていた物を船に持ち込むと大漁になるとか、船霊のご神体であるサイコロを人が首を吊った木から作ると良いだとか、
他人の死をお恵みだといって喜ぶ文化が各地の漁村に点々と残ってる。
陸に流れ着いた死体をエビス様(漁業の神様で有名)と呼ぶ地域もある。
漂流死体はヒトとしての形状が崩れてて、死体の中でも特に醜い姿をしているので御霊として強大な霊力を持っているんだそう。
他にも、死者の身に着けていた物を船に持ち込むと大漁になるとか、船霊のご神体であるサイコロを人が首を吊った木から作ると良いだとか、
他人の死をお恵みだといって喜ぶ文化が各地の漁村に点々と残ってる。
339: 本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 17:55:30.09 ID:OT6V4FFz0
農耕民族がもつ集団社会的な性格が根付いてる今の日本人からすると、
「他人の死を喜ぶって自分さえ良けりゃいいのかよ」ってちょっと利己的に映るけど、
稲作技術が入ってくる前の古代日本人(海人族とか)の間では、こういう考え方のが主流だったんじゃないかって思ったり。
個人的に面白かったので書いてみたけど、これも一応怖い話?
「他人の死を喜ぶって自分さえ良けりゃいいのかよ」ってちょっと利己的に映るけど、
稲作技術が入ってくる前の古代日本人(海人族とか)の間では、こういう考え方のが主流だったんじゃないかって思ったり。
個人的に面白かったので書いてみたけど、これも一応怖い話?
347: 本当にあった怖い名無し 2013/04/07(日) 10:51:30.80 ID:t+nRagJJ0
>>339
うちも漁村だが、死体が出ると漁師は縁起がいいって言うよ
不謹慎だが死体がエサに・・・という意味だと解釈してた
流れ仏という呼称も昔は普通に使ってたなあ
興味深い話だった、ありがとう
うちも漁村だが、死体が出ると漁師は縁起がいいって言うよ
不謹慎だが死体がエサに・・・という意味だと解釈してた
流れ仏という呼称も昔は普通に使ってたなあ
興味深い話だった、ありがとう
340: 本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 18:42:08.30 ID:djH6Vfxw0
342: 本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 20:29:55.24 ID:OT6V4FFz0
>>340
『民俗学を学ぶ人のために』鳥越晧之編
これがその講義のテキストで、その教授が書いた項が載ってる
『民俗学を学ぶ人のために』鳥越晧之編
これがその講義のテキストで、その教授が書いた項が載ってる
356: 本当にあった怖い名無し 2013/04/11(木) 13:17:48.56 ID:8XPc78Al0
>>342の本読んだよ。
豊漁願ってエビス様に魚の血塗ったくったり
神社でおまんまん晒したり
誰かが始めた奇行が習慣化されて文化になるって
すげぇわw
良書すすめてくれてありがと。面白かったよ。
豊漁願ってエビス様に魚の血塗ったくったり
神社でおまんまん晒したり
誰かが始めた奇行が習慣化されて文化になるって
すげぇわw
良書すすめてくれてありがと。面白かったよ。
348: 本当にあった怖い名無し 2013/04/07(日) 11:25:15.26 ID:9xwvmhg+T
平成に入ってからの話だけど
漁の途中で網にドクロがかかって
驚いた漁師が反射的にドクロを海に投げ捨ててしまい
そのあといろんな災難に遭ったという話を聞いたことがある
漁師は酷く悔やんで何度もドクロを探しに行ったが
二度と網にかからなかったそうだ
漁の途中で網にドクロがかかって
驚いた漁師が反射的にドクロを海に投げ捨ててしまい
そのあといろんな災難に遭ったという話を聞いたことがある
漁師は酷く悔やんで何度もドクロを探しに行ったが
二度と網にかからなかったそうだ
384: 本当にあった怖い名無し 2013/06/03(月) 06:19:42.02 ID:1uPRsMVz0
うろ覚えだけど「くがたち」っていうのが古代にあったって聞いたことがある。
罪を犯した疑いのある者の手を煮えたぎった湯の中に入れて、
無実であれば火傷しない、罪があれば火傷をするっていう判定法だって。
昔を責めたり見下したりする気はないけど、
これ当時の人は無茶だと思わなかったのかな?
もしも当時の人が「そりゃ無茶だろ」っていう話を聞いたとして、
「言われてみれば変だな」とか「まあ、言いたいことはわかるけどね」
っていう感性はあったんだろうか?
現代人が持っている何かの感覚に置き換えられるんだろうか?
罪を犯した疑いのある者の手を煮えたぎった湯の中に入れて、
無実であれば火傷しない、罪があれば火傷をするっていう判定法だって。
昔を責めたり見下したりする気はないけど、
これ当時の人は無茶だと思わなかったのかな?
もしも当時の人が「そりゃ無茶だろ」っていう話を聞いたとして、
「言われてみれば変だな」とか「まあ、言いたいことはわかるけどね」
っていう感性はあったんだろうか?
現代人が持っている何かの感覚に置き換えられるんだろうか?
386: 本当にあった怖い名無し 2013/06/03(月) 17:10:35.01 ID:l9mZPsiw0
>>384
盟神探湯(くがたち)ってのは高確率で火傷しない方法ってのが、
火渡りなんかと同じで、確立されてる
それを利用して、審判する側の望む判定を出したり、神秘性を
高める手段として用いられたのが主
もちろん、そういう事実はある程度、一般の民衆にも知られていて
どちらにとってもお約束的な「儀式」として行われていたので、
無茶とも変だとも思われていなかった
もちろん審判する側の都合で導かれた判定を押し付けられる側
からすると「ふざけんな」「理不尽だろ」っていう意識はあっただろう
けど、だからといって反抗する手段があるわけでもないので諦める
場合が大半
盟神探湯(くがたち)ってのは高確率で火傷しない方法ってのが、
火渡りなんかと同じで、確立されてる
それを利用して、審判する側の望む判定を出したり、神秘性を
高める手段として用いられたのが主
もちろん、そういう事実はある程度、一般の民衆にも知られていて
どちらにとってもお約束的な「儀式」として行われていたので、
無茶とも変だとも思われていなかった
もちろん審判する側の都合で導かれた判定を押し付けられる側
からすると「ふざけんな」「理不尽だろ」っていう意識はあっただろう
けど、だからといって反抗する手段があるわけでもないので諦める
場合が大半
- Related Entries
-
- 異世界に行った
- 宮尾すすむがもっと昔に亡くなっていた記憶
- なぜだか怖かった画像・動画(※グロと心霊は除く)
- 土着信仰や風習に関する怖い話貼ってけ。
- 嘘か!本当か!わからない都市伝説を集めてみない?